これまで説明してきた内容を、図で確認してみましょう。ハードウェアの中身については、図で説明する必要が無いので省略し、今回は実体の無いソフトウェアの構成を中心に説明します。
「1.1まずやってみよう」を思い出してください。初レッスンなのでパソコンの起動と終了という基礎的な作業もありましたが、要は“メモ帳で文書を作り保存する”という作業だったわけです。本節で学習した言葉を使えば、“アプリケーションでファイルを作る”作業だったと言い換えることもできます。そのアプリケーションがどうやって動いていたかというと、WindowsというOSを覚えさせたハードウェア上で動いていたわけで、これを図にすると右のようになります。これが標準的なパソコンの構成内容です。上から三つ、ファイル・アプリケーション・OSまでがソフトウェア、最後の一つがハードウェアです。
現在パワレイドで教習用に使われているパソコンはいずれもWindowsをOSとするハードウェアですが、他にも数多くの種類があります。比較的有名なところではMacintoshというパソコンがあるのですが、耳にされたことはないでしょうか?きっと“聞いたことはあるけれど、Windowsとどう違うのか分からない”という方が多いのではないかと思われますので、これを例に説明していきます。(Macintoshをご存じなかった方も、違うハードウェアの一種だと認識して読んでいただければ分かるように書いたつもりですので、心配せずに読み進めてください。)
先ほどの図を分解し、Windowsの場合の具体的な例を書き込んだのが右図の左端列です。
分解前の図では目立ちませんでしたが、それぞれの境界線の形が、同じ切り欠きになっているのが分かります。それぞれのブロックは、この切り欠きが合っていないと結合できず、機能することはできません。
Application 1が生成するFile1は、Application 2で読むことが出来ません。ワープロソフトで作った文書が、表計算ソフトで開けないのはこういった理由からです。同様に、Application 3はWindowsで使うことが出来ず、Application 1はMacOSで使うことができません。ソフトウェアがMac用、Windows用と分かれていることや、Macintosh用のハードウェアでWindowsが動かないことも納得していただけるのではないでしょうか。ここで一つ例外を紹介しましょう。File 2とFile 4を見てください。切り欠きが同じ形をしていますね。Applicationの2と4はそれぞれWindows用とMac用なので全く別のソフトウェアですが、生成するファイルはどちらのソフトウェアでも使えるのです。有名なワープロソフトMicrosoft Wordがこうしたソフトウェアの代表例といえます。
